息子も娘も習い事をしている。
娘は特に多く習い事をしている。
月 スイミング
火 絵画教室→学研教室
水 なし
木 体操教室
金 学研教室
まぁ、平日はほぼ何かしらの習い事で埋まっている。
なぜ、こんなに習い事をさせているのか・・・
それは何を隠そう、幼稚園の降園時間がありえない早さだからだ。
保育園児は9時前~17時まで見てくれる
そこまでの贅沢は言わなくとも、私の住む町の近隣幼稚園は9時~14時までの保育時間となっている。
しかしながら、娘の通う幼稚園は9時~13時半の保育時間なのだ。
この降園の30分というのは大きいのだ。
朝の30分より、大きいと私は思っている。
しかも、バス通園をする娘はなぜだか、保育時間とうたっている13時半には既に自宅に帰ってきているのだ。
保育してへんやないかーーーぁ!!!
というツッコミを数年間胸に抱き続けていたが、結局数年間この状態は変わらず、残り半年をこのまま過ごすつもりである。
話が少々、幼稚園の愚痴のようになって逸れてしまったが、そんなわけで、娘は色々と幼稚園の課外活動を入れて、少しでも保育時間を長くしてもらっているわけなのである。
そして、息子の方は、娘の習い事の送迎時間に被らないように・・・と放課後デイサービスなどを利用しているのだが、今年の夏からスイミングスクールに通っている。
それまでは隣町で行われていた、“障害児向けのスイミングスクール”に春休み・夏休みに習っていたのだが、今年の夏に小学校から配られたプリントの中に挟まれていた、地元のスイミングスクールの無料講習会にダメ元でトライしてきたのをきっかけに、スクールにも通いだしたのだ。
通いだしてすぐはプールの上に設けられたギャラリー席から、息子のレッスン姿を見ていたのだが、窓越しでは音はほとんど聞こえないのだが、はっきり、私の目に見えたのは息子を指導するコーチが大きな口を開けて「む!す!こーーー!!!」と名前を呼んでいる姿ww
「あっ。。。叱られている。聞いてないし、あかんやん。めっちゃコーチ怒鳴ってるやん。ああああああ」
というのを窓越しに悶々としながら見ているのに嫌気がさしてきたので、レッスンは見ないことにした。
あんなに、名前を大声で呼ばれ続けても彼の心には響かない。
むしろ、自由遊泳を楽しんでいるようにさえ思えた。
そもそも、水泳選手にしたくてこのスイミングスクールに入れたわけではない。
彼の余暇の過ごし方の一つとして居場所を見つけるために入れたので、楽しめていればそれでいいのだ。
進級することなんて、あわよくばであり、高望みなんて本当にしていなかった。
でも、どうやら、進級は少しずつだがしている。
しかも、「スイミング!」と金曜になると行く気満々のことを言っているので、毎週連れて行っていた。
しかし、17時過ぎに終わるレッスンに自転車で送り迎えすることに、心配を感じつつあった。
もう、さすがにママチャリの後部座席に乗せるのも不安がよぎるような重量感が出てきたし、かと言って暗闇を息子の自転車と共に走るのも不安だった。
そこで、今日からバス通いにすることにしたのだ。
一緒に乗って行き来しようか、最初から一人で乗せるかギリギリまで迷ったのだが、「幼稚園のバスだって、一人で乗って行けたし、ヨシ、ぶっつけ本番で一人で乗せちまえっ!」
と乗せた後、やっぱり不安で、現地でこっそり、彼の様子をうかがう。
(おっ、きた!おっ!ちゃんとみんなと同じ方向行ってる!!)
それを見て、お母さん、一安心。
一応、バスの運転手さんに車内の様子も聞いておこう。
と停車したバスの運転手さんに話を聞きに行くと、
「お母さん、息子くん、あんまりお話ししない方?」
と言われたので、自閉症という障害があって、話すのは苦手なんです。と伝えると、運転手さんから思いもよらぬ言葉が発せられた。
「ああ、なるほど。」
「実はね、私ね、以前に療育センターの仕事に関わっていたことがあるんだよ。だからね、多少は分かるんだよ」と
なんとも心強いお言葉
と、私は胸が踊った。
運転手さんは一人で毎日同じコースを運行しているわけではなく、2人交代で運行しているそうなので、もう一人のスタッフにも、息子くんのことは話しておくね~。あっ!でも乗車している子ども達には私からは特に言わないから安心してね。
と、心遣いもプロだった。
(いや、全然その辺りは子どもにも言っちゃっても良かったんだけど、なんというか配慮がきめ細やかで、本当素敵だった)
帰りのバスを迎えに行った際も、わざわざ運転席から降りてきてくださり、
「車酔いもしてないみたいだったし、私と“タッチ”して、ここの席に座ってね(運転手さんの真後ろのシート)と言ったら、ちゃんと座ってくれて、落ち着いていたよ。もう一人の運転手にも伝えたし、スクールの主任スタッフにも話しておいたからね」
って、完全なる神対応だった。
ここでこんな出会いがあるなんて、想像もしていなかったので、本当に嬉しかった。
新しいことを始めるって、自分でも勇気のいることだけど、子どもにそれをさせるって更に勇気がいる。
親離れ子離れ、色々言葉あるのかもしれないけれども、親も子も勇気を持つことって大事。
昨日の記事でも少し書いたけれど、慎重派か?軽率派と聞かれたら、私は大胆派。
(今、慎重の反対語調べたら「軽率」だったけど、なんかイヤ!!笑)
夫は慎重派。
かわいい子には旅をさせよ
なんていうことわざがあるけれども、旅立たせる機会を設けるのは私の仕事で、時期を決めるのは夫なんじゃないかな~とフワッと思った、そんなハロウィン前夜の日記。
おしまい。
娘は特に多く習い事をしている。
月 スイミング
火 絵画教室→学研教室
水 なし
木 体操教室
金 学研教室
まぁ、平日はほぼ何かしらの習い事で埋まっている。
なぜ、こんなに習い事をさせているのか・・・
それは何を隠そう、幼稚園の降園時間がありえない早さだからだ。
保育園児は9時前~17時まで見てくれる
そこまでの贅沢は言わなくとも、私の住む町の近隣幼稚園は9時~14時までの保育時間となっている。
しかしながら、娘の通う幼稚園は9時~13時半の保育時間なのだ。
この降園の30分というのは大きいのだ。
朝の30分より、大きいと私は思っている。
しかも、バス通園をする娘はなぜだか、保育時間とうたっている13時半には既に自宅に帰ってきているのだ。
保育してへんやないかーーーぁ!!!
というツッコミを数年間胸に抱き続けていたが、結局数年間この状態は変わらず、残り半年をこのまま過ごすつもりである。
話が少々、幼稚園の愚痴のようになって逸れてしまったが、そんなわけで、娘は色々と幼稚園の課外活動を入れて、少しでも保育時間を長くしてもらっているわけなのである。
そして、息子の方は、娘の習い事の送迎時間に被らないように・・・と放課後デイサービスなどを利用しているのだが、今年の夏からスイミングスクールに通っている。
それまでは隣町で行われていた、“障害児向けのスイミングスクール”に春休み・夏休みに習っていたのだが、今年の夏に小学校から配られたプリントの中に挟まれていた、地元のスイミングスクールの無料講習会にダメ元でトライしてきたのをきっかけに、スクールにも通いだしたのだ。
通いだしてすぐはプールの上に設けられたギャラリー席から、息子のレッスン姿を見ていたのだが、窓越しでは音はほとんど聞こえないのだが、はっきり、私の目に見えたのは息子を指導するコーチが大きな口を開けて「む!す!こーーー!!!」と名前を呼んでいる姿ww
「あっ。。。叱られている。聞いてないし、あかんやん。めっちゃコーチ怒鳴ってるやん。ああああああ」
というのを窓越しに悶々としながら見ているのに嫌気がさしてきたので、レッスンは見ないことにした。
あんなに、名前を大声で呼ばれ続けても彼の心には響かない。
むしろ、自由遊泳を楽しんでいるようにさえ思えた。
そもそも、水泳選手にしたくてこのスイミングスクールに入れたわけではない。
彼の余暇の過ごし方の一つとして居場所を見つけるために入れたので、楽しめていればそれでいいのだ。
進級することなんて、あわよくばであり、高望みなんて本当にしていなかった。
でも、どうやら、進級は少しずつだがしている。
しかも、「スイミング!」と金曜になると行く気満々のことを言っているので、毎週連れて行っていた。
しかし、17時過ぎに終わるレッスンに自転車で送り迎えすることに、心配を感じつつあった。
もう、さすがにママチャリの後部座席に乗せるのも不安がよぎるような重量感が出てきたし、かと言って暗闇を息子の自転車と共に走るのも不安だった。
そこで、今日からバス通いにすることにしたのだ。
一緒に乗って行き来しようか、最初から一人で乗せるかギリギリまで迷ったのだが、「幼稚園のバスだって、一人で乗って行けたし、ヨシ、ぶっつけ本番で一人で乗せちまえっ!」
と乗せた後、やっぱり不安で、現地でこっそり、彼の様子をうかがう。
(おっ、きた!おっ!ちゃんとみんなと同じ方向行ってる!!)
それを見て、お母さん、一安心。
一応、バスの運転手さんに車内の様子も聞いておこう。
と停車したバスの運転手さんに話を聞きに行くと、
「お母さん、息子くん、あんまりお話ししない方?」
と言われたので、自閉症という障害があって、話すのは苦手なんです。と伝えると、運転手さんから思いもよらぬ言葉が発せられた。
「ああ、なるほど。」
「実はね、私ね、以前に療育センターの仕事に関わっていたことがあるんだよ。だからね、多少は分かるんだよ」と
なんとも心強いお言葉
と、私は胸が踊った。
運転手さんは一人で毎日同じコースを運行しているわけではなく、2人交代で運行しているそうなので、もう一人のスタッフにも、息子くんのことは話しておくね~。あっ!でも乗車している子ども達には私からは特に言わないから安心してね。
と、心遣いもプロだった。
(いや、全然その辺りは子どもにも言っちゃっても良かったんだけど、なんというか配慮がきめ細やかで、本当素敵だった)
帰りのバスを迎えに行った際も、わざわざ運転席から降りてきてくださり、
「車酔いもしてないみたいだったし、私と“タッチ”して、ここの席に座ってね(運転手さんの真後ろのシート)と言ったら、ちゃんと座ってくれて、落ち着いていたよ。もう一人の運転手にも伝えたし、スクールの主任スタッフにも話しておいたからね」
って、完全なる神対応だった。
ここでこんな出会いがあるなんて、想像もしていなかったので、本当に嬉しかった。
新しいことを始めるって、自分でも勇気のいることだけど、子どもにそれをさせるって更に勇気がいる。
親離れ子離れ、色々言葉あるのかもしれないけれども、親も子も勇気を持つことって大事。
昨日の記事でも少し書いたけれど、慎重派か?軽率派と聞かれたら、私は大胆派。
(今、慎重の反対語調べたら「軽率」だったけど、なんかイヤ!!笑)
夫は慎重派。
かわいい子には旅をさせよ
なんていうことわざがあるけれども、旅立たせる機会を設けるのは私の仕事で、時期を決めるのは夫なんじゃないかな~とフワッと思った、そんなハロウィン前夜の日記。
おしまい。
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